下請トラブル多発 でも、物流危機の今こそ「アマゾン」から学ぶべきことがある!

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現代社会に生活する以上、物流と無関係でいられる人は皆無である。一方で、新型コロナ禍やウクライナ情勢など、外的要因に多大な影響を受ける事実もあらためて突きつけられた。この機に、物流の仕組みや暮らしとのつながりを再考してみたい。

物流は誰にとっても無関係ではない

物流のイメージ(画像:pixabay)
物流のイメージ(画像:pixabay)

「物流とは、つまり宅配。よって通販を利用しなければ、自分には物流は関係ない」。そう漠然と思っていた人も少なくないのではないだろうか。それだけ物流は、業界関係者以外の人にとってどこか遠い世界の話だった。

 しかし、新型コロナ禍での上海のロックダウンやロシアによるウクライナ侵攻は、物流と私たちの暮らしが無関係ではいられないことをあらためて示している。物流網の混乱とそれを発端とする食糧やエネルギーの価格高騰は、今まさに進行中だ。

 今さら聞けない物流の仕組みと、私たちの暮らしに与えるインパクトを考えてみる。

非常時に実感する物流の存在

 普段の生活の中で、物流の存在を意識することは多くない。しかし大きな混乱が起こって物流が滞ると、たちまち不便を感じることになる。2011(平成23)年3月11日の東日本大震災はその一例だろう。

 コンビニやスーパーマーケットの棚からはモノが消え、生活必需品でさえ購入することが難しかった。当時サプライチェーンへの影響は限定的だったと言えるかもしれないが、今日の経済はさらにグローバル化が進んでいる。

 なぜ経済がグローバル化すると、物流に大きな影響が出るのだろう。