トラックドライバーの本音? なぜ彼らの「6割」は“青切符”後の道路に不安を強めているのか

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自転車「青切符」導入から1か月。だが、物流現場ではなお警戒感が消えていない。Azoop調査では、トラックドライバーの58.5%が「自転車の車道走行増加」に不安を抱き、交差点や通勤時間帯への危機感も浮上した。制度変更だけでは埋まらない、都市インフラと輸送現場の摩擦が表面化している。

制度先行で露呈した現場の不安

物流トラックのイメージ(画像:写真AC)
物流トラックのイメージ(画像:写真AC)

 2026年4月、自転車の交通違反に青切符が導入された。道路のあり方を変える大きな節目のはずだが、現場の景色は少し違うようだ。Azoop(東京都千代田区)が制度開始から約1か月後に行った調査(有効回答数142件、2026年5月28日発表)からは、思い描いた理想と現実の距離が見て取れる。

 実際、トラックドライバーの58.5%が自転車の車道走行が増えることを不安に感じている。新しいルールが現場の安全にすぐつながるとは、誰もが思っているわけではない。自転車を車道へと促す仕組みだけが変わっても、道路の作りは以前のままだ。限られた幅のなかで、大型車両と自転車が場所を奪い合う危うい光景が日常になっている。

 インフラが整わないなかで運用が始まった結果、輸送の現場には逃げようのないリスクが積み上がった。これまで歩道を通っていた自転車が車道に集まれば、プロのドライバーは

「いつ、どこからぶつかるかわからない」

という不安を抱えてハンドルを握ることになる。運賃に見合う質を保とうとするほど、その重荷は増していく一方だ。

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