「日産リーフ」が信頼性1位――請求率わずか1.52%という衝撃、英1000件の修理請求が示した中古EVの“本当の勝者”

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英国で1000件の修理請求を分析した最新調査で、日産リーフが請求率1.52%と信頼性1位を獲得した。EVは「壊れにくい」のか。ブランド力や新技術よりも、維持費と修復コストが資産価値を左右する時代が到来している。

上位と下位の差

2026年1月23日発表。電気自動車(BEV/PHV/FCV)のシェア(画像:マークラインズ)
2026年1月23日発表。電気自動車(BEV/PHV/FCV)のシェア(画像:マークラインズ)

 信頼性の高い中古EVの2位はアウディ・E-Tronで、請求率は3.23%を記録した。平均修理費用は570ポンド(約12万2000円)と、調査対象のなかで最も低い水準であった。3位はボクスホール・コルサEV(4.76%、約15万円)、4位はフォード・マスタングマッハ-E(5.26%、約45万3000円)、5位のテスラ・モデル3(6%、約13万3500円)と続く。

 マスタングマッハ-Eの修理費用が突出して高額な点は、部品の調達体制や整備の難しさがユーザーの経済的負担を直撃している実態を物語っている。

 一方で、16車種のうち下位群の結果は深刻だ。ワーストはテスラ・モデルS(38.46%、約24万6000円)、次いでメルセデス・EQB(33.33%、約9万円)、テスラ・モデルX(23.53%、約12万6000円)と、請求率が極めて高い。

 これら高価格帯ブランドが基幹部分の品質維持に苦しんでいる事実は、付加価値の高さが必ずしも中古車としての実用価値と結びつかない現状を浮き彫りにした。複雑な統合制御が裏目に出た形であり、二次流通市場でのブランド評価に強い負の影響を及ぼすのは避けられないのだ。

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