「日産リーフ」が信頼性1位――請求率わずか1.52%という衝撃、英1000件の修理請求が示した中古EVの“本当の勝者”
英国で1000件の修理請求を分析した最新調査で、日産リーフが請求率1.52%と信頼性1位を獲得した。EVは「壊れにくい」のか。ブランド力や新技術よりも、維持費と修復コストが資産価値を左右する時代が到来している。
リーフが選ばれる理由

英国日産自動車製造会社のマネージングディレクター、ジェームス・テイラー氏は「この調査は、実際の顧客から得た自動車の信頼性に関するフィードバックを使用しており、日産・リーフの一貫した優れたパフォーマンスが示されています」と同社プレスリリースで述べている。
続けてテイラー氏は、この技術を初めて利用する人々やEVの購入を検討している層にとって、信頼性の高さを知ることは多大な安心感に繋がるとし、ユーザーがリーフを愛用している事実が調査結果に反映されたことを歓迎する意向を示した。
日産・リーフは2011年に英国で発売され、2013年には英国サンダーランド工場で生産が始まった。機能を拡充し航続距離を伸ばした第2世代モデルは2018年に登場している。現在、中古市場の流通量が英国内で豊富にあり、EVへの円滑な移行を支える現実的な候補となっている。
初めてのEVに中古のリーフを選ぶことは、合理的な判断といえる。15年に及ぶ量産体制で積み上げた経験は、不具合の発見や部品供給体制の最適化を完了させており、それが運用コストの抑制に直結している。
また、1回の充電で最大600kmの走行が可能となる第3世代の新型モデルは、まもなく英国各地のショールームに登場する。これは英国内での生産車両であるため、補助金による3750ポンド(約80万円)の割引が満額適用される見込みだ。
国内生産を背景とした政策的支援は、中古市場における旧型車両の価値を支え、ブランド全体の資産価値を保つ役割を担っているのである。