下り坂で「ニュートラル」に入れるべきでない理由──低回転でも燃料消費する「アイドリング維持の罠」とは
下り坂でのニュートラル惰性走行は、燃費を逆に悪化させるだけでなく、安全リスクも増す。現代車の電子制御ではエンジンブレーキ時に燃料カットが可能で、ギア操作の遅れが事故やブレーキ摩耗を招く場合もある。
ニュートラル惰性走行の落とし穴

下り坂でニュートラルに入れて惰性で走行すると、燃費が向上するように感じられる。しかし実際にはリスクが高い。
現代の燃料噴射式車両では、ギアを入れたままエンジンブレーキを使った場合に比べ、ニュートラルでの惰性走行の方が燃料消費が増えることが多い。
さらに、ニュートラルでの惰性走行は車両の制御性を低下させる。ブレーキへの負担が増え、摩耗や機械的な損傷を招く可能性もある。特にマニュアルトランスミッション車では影響が顕著であり、米国などでは違法とされる場合もある。