「32社に1社」が倒産危機! 完成車「独り勝ち」の裏で崩れる電子部品製造業、供給網は修復可能なのか?
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アラームボックスの調査で、自動車関連企業の倒産リスクが浮き彫りになった。1万4143社・25万件の情報から、電子部品や建設、物流など32社に1社が危険とされる実態が明らかとなり、業界は深刻な構造的転換点に直面している。
完成車の好調な決算が隠すもの

AI与信管理サービスを提供するアラームボックス(東京都新宿区)が2025年12月11日に公表した「倒産危険度の高い上位10業種」は、自動車産業を取り巻く空気の変化を的確に捉えている。2024年12月1日から2025年11月30日までに収集した1万4143社・25万5755件のネット情報を基に、1年以内に倒産するリスクが高い要警戒企業を抽出した結果だ。
完成車メーカーの業績だけを見ていると、この業界はまだ安泰だと思えるかもしれない。だが、調査結果の背後には、業界内部で静かに進行する変質の兆しが見え隠れする。