「32社に1社」が倒産危機! 完成車「独り勝ち」の裏で崩れる電子部品製造業、供給網は修復可能なのか?

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アラームボックスの調査で、自動車関連企業の倒産リスクが浮き彫りになった。1万4143社・25万件の情報から、電子部品や建設、物流など32社に1社が危険とされる実態が明らかとなり、業界は深刻な構造的転換点に直面している。

製造・建設業に集中する倒産圧力

自動車(画像:写真AC)
自動車(画像:写真AC)

 まず、同社が発表した「倒産可能性の高い業種ランキング」を整理しておこう。全10業種がランクインしており、ランキングは「倒産予測社数(何社に1社が倒産するか)」を基準として構成されている。

 ワースト1位から5位は製造・建設・一次産業が占める。最も倒産リスクが高いのは「電子部品・デバイス・電子回路製造業」だ。対象企業63社のうち10社(15.87%)が要警戒企業とされ、倒産発生予測は3.17%。

「32社に1社」

が倒産する見込みで、前回に続き1位を維持している。

 2位は「総合工事業」。対象412社中59社(14.32%)が要警戒とされ、倒産発生予測は2.86%。前回の5位から上昇しており、リスクの深刻さが増している。3位の「職別工事業(設備工事業を除く)」も前回の7位から上がった。対象182社中24社(13.19%)が要警戒で、倒産発生予測は2.64%、「38社に1社」の倒産が予測される。

 4位の「農業」は前回順位を維持。対象224社中29社(12.95%)が要警戒で、倒産発生予測は2.59%、「39社に1社」の割合である。5位には「パルプ・紙・紙加工品製造業」が入った。前回の10位から上昇しており、対象102社中13社(12.75%)が要警戒、倒産発生予測は2.55%、「39社に1社」の倒産が見込まれている。

 ワースト6位から10位はサービス・物流・水産業が中心となる。6位は「宿泊業」で、前回2位からは改善したものの、依然として「40社に1社」のリスクを抱える。対象145社中18社(12.41%)が要警戒、倒産発生予測は2.48%だ。7位は「各種商品卸売業」。前回9位から悪化しており、対象49社中6社(12.24%)が要警戒、倒産発生予測は2.45%、「41社に1社」が倒産する見込みである。

 8位は「道路貨物運送業」で、前回7位からやや改善。対象176社中21社(11.93%)が要警戒で、倒産発生予測は2.39%、「42社に1社」の倒産が予測される。9位の「漁業・水産養殖業」は前回3位から順位を下げたが、対象26社中3社(11.54%)が要警戒で、倒産発生予測は2.31%、「43社に1社」が倒産する見込みだ。10位は「洗濯・理容・美容・浴場業」。前回22位から大きく順位を上げ、対象407社中46社(11.30%)が要警戒、倒産発生予測は2.26%、「44社に1社」の倒産リスクを抱える。

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