「西日が危険すぎる」 夕暮れドライバーの6割超が“視界トラブル”を経験――「眩しくて見えなかった」は免罪符にならないのか?
秋から冬にかけて増える夕方の西日による視界不良。JAFの事例や1400人調査によると、64%が運転中の眩しさ対策としてサングラスを活用。正しい選択が交通安全の鍵となる。
運転時にサングラスを使う人は6割以上

では、実際に運転中にサングラスを使用している人はどのくらいいるのだろうか。ジンズ(東京都千代田区)が2022年に全国の20~60歳代の男女1400人を対象に行った「メガネに関する意識調査」では、「サングラスは、普段どのような目的・シーンで使用していますか?」という質問に対し、最も多かった回答が「クルマを運転するとき」で
「64.4%」
に上った。次いで「普段、日差しが強い時」が54.2%となっている。この結果から、多くの人が
「運転中の眩しさ対策」
としてサングラスを活用しており、日常的に使用されていることがうかがえる。また、2018年のJIS改正により、サングラスは「運転時」だけでなく「路上での使用」も対象に含まれるようになり、視感透過率が極端に低いレンズなどの使用が制限されるようになった。これは歩行者や自転車利用者など周囲の安全にも配慮した規定であり、サングラスの機能性が交通安全に直接影響することを示している。
一方で、使用していない人のなかには
「眩しさを軽視している」
「ファッション重視で運転用に適した製品を選んでいない」
といった傾向も見られる。このことから、既に多くの人が使用している一方で、正しく選んでいない場合にはリスクが残ることがわかる。安全運転を意識する上で、サングラスの選び方や使用の習慣を見直すことは重要だ。