「税金491億円」投入も大失敗? 大宮駅前の再開発、大規模施設でも“雑居ビル化”の辛らつ現実

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大宮駅東口に総工費658億円で建設された複合施設「大宮門街」は、商業・オフィス・防災機能を備えるも、空きテナントや複雑な導線が課題。税金491億円投入の再開発が抱える現実を検証する。

失敗に直面する象徴施設

 大宮門街は、大宮を代表する建物として期待されただけに、現在の状況は

「失敗」

といわざるを得ない。特に防災を大きな目的としていたにも関わらず、1階の複雑な導線は評価に値しない。

 ただ、大宮門街は大宮銀座通り周辺の歓楽街沿いに位置しており、本来の店舗需要は大きい。集客を増やすには、まず比較的手をつけやすい部分から改善すべきだ。ウェブサイトのフロアマップに「大宮駅方面」などの方角を明示する。WEST・EAST棟の1階入り口は通常の商業施設と同じ自動ドアに変更する――こうした対応を一刻も早く実施することが求められる。

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