乗降客は半減! 阪急大宮駅「特急通過」で揺れる25年――京都市は「地域振興対象外」の認識、地元の声は届くのか

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阪急電鉄の拠点としてかつて、「京都駅」の名称がつけられていた大宮駅(京都市中京区)に特急が停車しなくなって四半世紀。地元は今も阪急電鉄に特急復活を求め続けている。

駅前商業と観光動線

商業施設となっている大宮駅ビル(画像:高田泰)
商業施設となっている大宮駅ビル(画像:高田泰)

 10月上旬の平日、中京区と下京区にまたがる四条大宮を歩いてみた。

 大宮駅前は京福電鉄の四条大宮駅(下京区)やイベント会場としても使用される駐車場、市バスの停留所が四条大宮交差点を囲むように並ぶ。大宮駅が入る大宮阪急ビルも地上4階建ての商業施設。地下駅だけの京都河原町駅や烏丸駅と異なり、都会のターミナルらしい景色が広がる。

 駅前のバス停には、京都駅(下京区)や祇園(東山区)などへ向かう路線バスがひっきりなしにやってくる。人出は観光客が歩道を埋め尽くす京都河原町駅周辺に及ばないものの、午前中から多い。

 周辺でホテルが増えたためか、訪日外国人観光客の姿も目立つ。日が暮れるころにはかつて“京都の新宿”と呼ばれた飲み屋街へ向かう人が続いた。百貨店が入っていたビルは今も健在で、スーパーやカラオケ店が入居している。

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