エンジンオイルを「価格」だけで判断してはいけない根本理由――安価選択が潜む思わぬ“落とし穴”とは
クルマの命ともいえるエンジンオイル。20~70代1025人調査では選択基準の55.6%が価格重視だが、指定外オイルは燃費低下や故障リスクを招き、長期的な経済性を損なう危険がある。日常の適切管理が安心と性能を守るカギだ。
安さ優先が生む高額修理負担

エンジンオイルは“クルマの血液”とも呼ばれ、エンジンの潤滑や冷却、保護に欠かせない重要な存在だ。しかし、オイルが劣化すると本来の役割を果たせなくなり、燃費の悪化やエンジン寿命の短縮、故障の発生、さらには売却時の評価低下につながる場合がある。
ダイハツ工業のウェブサイトでも、オイルが汚れたり量が減ったりするとエンジンに負担がかかり、潤滑が不十分になると説明されている。定期的な交換を怠ると、性能だけでなく車両全体の価値にも影響を及ぼすことになるのだ。
多くのユーザーは価格を理由に交換を後回しにしがちだが、安さを優先すると、結果的に高額な修理費用や予期せぬトラブルを招くリスクがある。さらに、オイルの種類によっては車両性能そのものに差が出ることもあるため、単に安価な製品を選ぶのは得策ではない。
普段あまり目を通さない取扱説明書も、安心と性能を守るために一度は確認しておきたい。愛車に最適なエンジンオイルを知ることが、長く快適に乗り続けるための第一歩となる。日常の小さな注意が、大きな出費やトラブルを未然に防ぐことにつながるのだ。