「日本車を再び偉大に!」 トップ10に国内メーカーわずか3社、EV後塵と中国勢急伸 復権のカギは何か?
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2025年上半期の世界新車販売で中国勢が約3割伸長する中、日本車はトップ10に3社のみ。EV後塵や市場閉鎖が課題となる今、日本車再興の戦略的方向性を探る。
日本独自技術の挑戦

ロボタクシー事業では海外勢が先行している。アルファベット傘下のウェイモや、中国企業の百度、Pony.AI、WeRideが市場に参入済みだ。テスラは2025年6月からテキサス州オースチンでサービスを開始しており、ロボタクシー用車両の販売も含め事業拡大を計画している。
日本では4月、ウェイモが東京で実証実験を開始した。ホンダもGMと共同で2026年から都内サービス開始を予定していたが、中止となった。今後もさまざまな企業の参入によって、事業化はさらに進むと期待される。
課題は多い。自動運転を前提とした法規制の整備に加え、EV主体であることから充電インフラの整備も急務である。採算性も課題で、旧来のタクシー運賃と比較されるため、限られた予算内で利益を生み出すビジネスモデル構築が求められる。
将来像としては、自動運転バスの実証実験で得られた走行データや制御システムの応用が考えられる。さらに、日本独自の技術で一般道を主体とするロボタクシーを展開すれば、先行する海外勢との差別化が可能となる。高精度制御、耐久性、コスト効率の実現が求められるが、米中に対抗する新たな競争軸を築くことが不可欠である。