「車中泊」「軽キャン」がレジャーの“主役”に? RVパーク年100施設増の現実を考える

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軽自動車をベースにした「軽キャン」や、日本RV協会認定のRVパークが市場を拡大している。2025年時点で全国562施設と急増し、ローソンも実証実験に参入。宿泊費高騰を背景に、車中泊は“節約”から“レジャーの主役”へと進化している。

RVパーク進化と旅需要拡大

焚火やBBQを楽しめる専用の東屋/enico.Mt.Fuji Resort&Glamping RVパーク(画像:日本RV協会)
焚火やBBQを楽しめる専用の東屋/enico.Mt.Fuji Resort&Glamping RVパーク(画像:日本RV協会)

 近年、車中泊はホテル代の節約だけでなく、ホテルや旅館では難しいことを実現する手段としても注目されている。例えば、

・ペットと一緒に宿泊したい人
・周囲を気にせず過ごしたい人

にとってメリットがある。

 さらに、車中泊は駐車場の付加価値にとどまらず、独自のレジャー施設としての魅力を生み始めている。新たな施設も次々に開発されている。

 2024年にオープンした「enico.Mt.Fuji Resort&Glamping RVパーク」は「カーグランピング」を掲げる施設だ。富士山麓の鳴沢村に位置し、豊かな自然に囲まれている。パークサイトには雄大な富士山を望む専用の東屋があり、RVパークとしては珍しく焚火やBBQも楽しめる。車で3分ほどの場所には日帰り温泉「富士眺望の湯ゆらり」があり、優待価格で利用可能だ。

 また、新潟県鯨波海岸にある「RVパーク SBP サンセット ビーチ パーキング」は、ビーチでのロングステイを想定した施設である。夕日が沈む日本海を望むロケーションが魅力で、専用屋上デッキからの眺めも素晴らしい。サウナやビーチアクティビティ、釣り、レンタルBBQなども提供される(サービスによっては別途費用)。

 このようにRVパーク自体が

「旅の目的」

となり、新たなレジャーの可能性を生み出している。軽キャンや新たな車中泊施設の登場により、アウトドアレジャーはさらに活性化することが期待される。

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