「車中泊」「軽キャン」がレジャーの“主役”に? RVパーク年100施設増の現実を考える
軽自動車をベースにした「軽キャン」や、日本RV協会認定のRVパークが市場を拡大している。2025年時点で全国562施設と急増し、ローソンも実証実験に参入。宿泊費高騰を背景に、車中泊は“節約”から“レジャーの主役”へと進化している。
コンビニ導入が拓く新市場

近年、RVパークの登場により車中泊の環境は大きく変化している。RVパークは日本RV協会が認定する有料の車中泊スペースである。この認定制度により、ルールの徹底や啓発、設備整備が進み、車中泊を取り巻く環境が改善されている。利用は有料だが、数千円程度で利用可能だ。宿泊料金の高騰が旅行や出張に影響を与えていることもあり、車中泊需要は拡大している。
RVパークの認定数は年々増加している。季節により多少の変動はあるが、月平均10施設、年間約100施設が新たに認定される。2025年8月15日時点の施設数は562施設だ。公園や道の駅、アウトドア施設、レジャー施設に加え、
「温浴施設」
では車中泊との相乗効果が高く、認定が増えている。今後もさまざまな施設での導入が期待される一方、拡大する需要に十分に追いついていないのが現状だ。
コンビニ大手のローソンは、2025年7月から千葉県内7店舗で約1年間のRVパーク実証実験を始めている。対象店舗はローソン一宮東浪見店、御宿新町店、天津小湊店、富浦インター店、南房総岩井海岸店、富津湊店、館山山本店だ。利用料金は1回1区画につき2500円(クレジットカード払いのみ)である。コンビニにRVパークを導入するのは初めてで、ローソンは
・利便性
・従業員常駐による安心感の提供
・駐車場の有効活用
につながると考えている。