大阪万博で注目「タクシー相乗り」 いったいなぜ?
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2021年導入のタクシー相乗りサービスは、大型イベントでの混雑緩和や料金抑制に効果を発揮。全国のドライバー数は2019年25.5万人から2022年20.9万人と減少傾向にあり、効率的な移動手段として業界・利用者双方に新たな価値を生む可能性がある。
タクシー相乗りの経済効果

2021年11月1日、「相乗りサービス」制度が導入された。これにより、従来は禁止されていたタクシー相乗りが解禁され、大阪万博など大型イベントでの利用が急速に広がっている。特に大阪万博では、来場者数増加が予想され、混雑緩和や移動効率向上の観点から注目度は高い。
相乗りサービスの導入は、慢性的なタクシードライバー不足への対応にもなる。1台あたりの効率的な運行によるコスト抑制や、自動車利用の分散による二酸化炭素排出削減といった、社会的・環境的効果も期待される。
こうした背景から、単なる移動手段の改善にとどまらず、地域経済やイベント運営にも影響を与える新しい交通オプションとして注目されている。
タクシー相乗りサービスは、配車アプリなどを通じて、同じ目的地に向かう旅客同士を運送開始前にマッチングし、タクシーに相乗りさせて運ぶ仕組みだ。
これまで大型イベントや音楽フェスでは、混雑による移動の課題が目立っていた。ネット上では
「駅の混雑で帰宅に数時間かかった」
「バスに乗るために長時間並ばなければならない」
といった声が多く寄せられていた。
しかし、タクシー相乗りサービスという新たな選択肢が加わったことで、効率的かつコストを抑えた移動が可能となった。すでに複数の企業がサービスを提供し、注目を集めている。
導入が本格化し、大型イベントでの活用も進む同サービスは、今後どのような可能性を秘めているのか。