タクシー運転手たちを悩ます「トイレ問題」 いつどこで用を足すのか? 冷や汗ものの体験談
タクシー業界の内情を知る現役ドライバーが、業界の課題や展望を赤裸々に語る。今回は、長時間勤務の中でのトイレ対処法と、日々の体調管理について。
立ち寄せる休憩場所は常にストック

トイレを我慢して走る習慣の運転手は、ほぼ必ず膀胱(ぼうこう)を痛めたり、腎臓、すい臓を悪くする。
長時間座ったままの姿勢、また常に振動が体に伝わる環境も、決して良い作用はないだろう。ひとつの職業病とも言える。
だからといって水分をきちんと取らなければ健康に悪いし、取り過ぎも良くはない。筆者の周りには、重い持病を抱えることになった元同僚も何人かいる。世にあるさまざまな職業のうち、タクシー運転手もまた常に「体調管理」という頭の痛い問題を抱えている。
体調はどのように維持・管理すべきか。一例として筆者の場合、休憩場所は決めている。エリアごとに、コンビニ駐車場や公園を把握。自社の近くであれば必ず会社の車庫に入れて休憩する。
よく行くのは東京・レインボーブリッジの手前の、日の出ふ頭にある食堂だ。コンビニやトイレもそろう施設はタクシー運転手にとってありがたい。まして景色も美しいのは、休憩場所としてこの上ない。
ちなみにタクシーの休憩場所で有名な「青山霊園タクシー調整待機所」は、深夜に何度か止めていたが、同業者に中をのぞかれたりで何となく落ち着かず、そのうち行かなくなった。
巨大スーパーの駐車場は、会計次第で2時間無料といったサービスがあるため、タクシー運転手たちもよく把握している。混んでいることも多いが、空く時間帯なら待ち時間がない。言わずもがな、路上駐車で車を離れるのはご法度だ。駐禁以上に怖いことはない。