「シンガポール航空」はなぜ東南アジアの覇者であり続けるのか? 純利益4004億円、平均機材年齢「世界平均の半分以下」が支える盤石の競争力とは

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東南アジアの航空需要増加にともない、激化する競争環境で揺れるシンガポール航空。2024/25年度の純利益は過去最高の約4004億円に達したが、海外出資の失敗や中東勢との競合、機材遅延など課題も多い。今後、ANAとの連携や最新鋭機導入で反撃を狙うが、業界リーダーの座を守れるか注目される。

東南アジア航空需要の急増

シンガポール航空のエアバスA350-900(画像:N350xwb)
シンガポール航空のエアバスA350-900(画像:N350xwb)

 人口の多さと高い経済成長率、多数の観光地を抱える東南アジアでは、航空需要が年々増加している。このため、多くの航空会社が参入しているが、競争は非常に激しい。結果として、多くの航空会社が生まれては消えていった。なかには国営航空会社が経営破綻に至った事例も存在する。

 そうした状況のなかで、長年にわたり東南アジアのリーダーとして君臨し続けているのが

「シンガポール航空」

である。日本人にもファンの多いこの航空会社について、その強さの理由と将来の展望を簡潔に説明する。

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