「EV信者を批判しているだけ」EVアンチがこうした論点ずらし”を行う根本理由! むしろトヨタの邪魔をしているのでは?
電気自動車(EV)の普及を巡る議論は、単なる技術論を超え、産業構造や市場の変化への反発とも絡み合っている。特に日本では、EVそのものではなく「EV信者」への批判が目立つが、その背景には自動車ナショナリズムや海外勢への警戒感がある。市場データや環境負荷の比較から見えてくるのは、感情論に偏らず冷静に事実を分析する必要性だ。本稿では、EV批判派の主張を検証しつつ、議論が感情に流されるメカニズムを解き明かす。
批判の論点がずれる理由

前回も述べたように、もしトヨタがテスラより早くEV市場をリードしていたなら、EV批判派の主張は現在とは異なっただろう。批判の構図を見ていると、そのように感じざるを得ない。
批判や称賛は多様であるべきだが、その姿勢に一貫性が欠けているため、彼らはまるで「風見鶏」のように見える。美空ひばりの名曲『残侠子守唄』(1983年)の歌詞
北の風吹きゃ 北をむき
西の風吹きゃ 西をむく
男の意地は どこにある
を思い浮かべずにはいられない。
EVには依然として課題があり、持続可能な社会を築くための自動車選択肢のひとつに過ぎない。繰り返しになるが、善悪を単純に分ける問題ではない。求められるのは、未来を見据えた冷静で客観的、公平な議論である。