運転中の「音楽」は危険?男性はアップテンポで爆走傾向! 危ない! 女性は大丈夫? 安全運転のための選曲とは
音楽は運転中の集中力や心理状態に大きな影響を与える。ハーマンインターナショナルの調査によれば、約7割の人が「運転中の音楽は重要」と回答。テンポの速い曲は男性の速度超過を促し、女性のストレスを増加させる傾向も判明している。一方、スローテンポの楽曲は安全運転に好影響を及ぼす可能性が高い。今後は生体データに基づき最適なBGMを自動選曲するシステムの開発が進めば、自動車・音楽業界双方に新たなビジネスチャンスが生まれるだろう。
運転時に適している音楽

運転中に適した音楽とはどのようなものだろうか。フォード、スポティファイ、ニューヨーク大学が共同で行った研究によると、哀愁が漂うスローテンポで穏やかな曲が運転にポジティブな影響を与えることが明らかになっている。落ち着いた気分を維持し、集中力を高めることで、安全運転に寄与する可能性が高いという。
一方、アップテンポの曲は運転中の速度超過や注意力の散漫を引き起こしやすい傾向がある。高揚感によってアクセルを踏み込みすぎたり、音量を上げがちになることも要因のひとつだ。結果として、アップテンポの曲は運転に不向きといえるかもしれない。もちろん
「この曲は安全、この曲は危険」
と一概に断定することはできない。しかし、音楽のテンポがドライバーの運転行動に与える影響は無視できない事実だ。安全運転を意識するならば、アップテンポの曲よりもややスローテンポの曲を選ぶほうが適している可能性がある。
ただし、状況によってはアップテンポの曲がプラスに働く場面もある。例えば、長時間の運転や深夜の移動で眠気に襲われた場合、意図的にアップテンポの曲を流すことで眠気を払拭できるかもしれない。音楽の持つ力を適切に活用すれば、運転中のコンディションを良好に保つ手助けとなるだろう。