「のぞみ」現行ダイヤで、静岡・浜松停車の「ひかり」に置き換えられる? リニア名古屋開業前でも可能か?
浜松停車の効果

続いて、浜松駅停車が実現した場合の所要時間だが、浜松~新横浜間をノンストップで走る「ひかり664号」がある。この列車は同区間を55分で走るが、先行ののぞみとその先のこだまにつっかえて走っているため、少し速い52分で走れると見込んだ。名古屋~浜松間は日中のひかりが30分で走っているが、これも豊橋~浜松間では時速200km程度で減速しているため、28分程度と見積もった。これに停車時間1分を加えても、現状の新横浜~名古屋間1時間21分に収まる計算になる。
このとおりになれば、東京~浜松間は日中でも1時間12分(13分短縮)になる。また、この列車は東京~新大阪間全線で追加停車できるのは浜松駅だけなので、東京~新大阪間は2時間30分で走り切ることになる。浜松~新大阪間は1時間18分となり、8分の短縮が見込まれる。さらに、この列車は上下線ともに非常に限られた日しか運行されない臨時運転枠で、今からでもひかりに変更しても影響が少ないスジである点もよい。
さて、実現できそうとなると、次に気になるのは浜松駅の発車時刻だ。現在のダイヤを基にすると、毎時1本のひかりの発車時刻の約30分前、または後がベストタイミングになりそうだ。
●浜松駅~東京方面想定時刻
・17分:ひかり(先行ひかりの35分後)
・25分:こだま(名古屋始発)
・42分:ひかり(後続ひかりの25分後・のぞみから変更)
・55分:こだま(新大阪始発)
●浜松駅~新大阪方面想定時刻
・03分:ひかり(後続ひかりの32分後・のぞみから変更)
・23分:こだま(名古屋行き)
・31分:ひかり(先行ひかりの28分後)
・51分:こだま(新大阪行き)
浜松駅利用者以外の静岡県民にも朗報だ。こだましか停まらない掛川駅の利用者にも時短効果がある。現在、掛川~新大阪間は浜松でひかりに乗り継いで日中最速1時間49分だが、新設される浜松停車タイプのひかりによって、1時間40分台で行ける列車が毎時2本に増える。