「のぞみ」現行ダイヤで、静岡・浜松停車の「ひかり」に置き換えられる? リニア名古屋開業前でも可能か?

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リニア中央新幹線の名古屋開業を控え、静岡・浜松の東海道新幹線停車本数増加が議論に。現行ダイヤで十分対応可能との分析が示唆され、所要時間に与える影響は最小限であることがわかった。

浜松停車タイプのひかりにできるのぞみ

東海道新幹線下り現行ダイヤパターン2時間分(画像:北村幸太郎)
東海道新幹線下り現行ダイヤパターン2時間分(画像:北村幸太郎)

 次に浜松停車が実現しそうな列車について説明する。それは東京駅毎時51分発、新大阪駅毎時24分発ののぞみだ。これ以外にも、東京駅毎時24分発、新大阪駅毎時51分発ののぞみ(京都でひかりの待ち合わせをするタイプ)も候補に挙がっていたが、浜松駅でのひかりの発車間隔が5~55分とかなり不規則になるため、ひかりの発車間隔が概ね30分前後になる前者の列車が採用された。

 これも東京駅偶数時発の場合について説明する。現状では、新富士駅で2本目ののぞみとして毎時7分00秒頃にこだまを追い抜き、その後、三河安城まで時速237km前後でゆっくりと走り、毎時52分00秒頃に三河安城で1本目ののぞみとしてこだまを追い抜くダイヤとなっている。新富士~三河安城間177.8km(実距離)を45分で走っているので、この区間は時速237km前後で運行されていることになる。

 浜松停車を実現するために4分のタイムロスを考慮した場合、41分で走行できる速度を求めると、時速260kmとなる。これでも最高時速285kmを考慮すれば、浜松停車でもかなり余裕があると言える。

 そのほか、奇数時ダイヤの場合や上り線の場合についても検証したが、すべてを記載するには長すぎるため割愛する。添付の時刻表には営業キロではなく実距離の表記をつけているので、気になる人は各自で計算してみてほしい。

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