「のぞみ」現行ダイヤで、静岡・浜松停車の「ひかり」に置き換えられる? リニア名古屋開業前でも可能か?
リニア中央新幹線の名古屋開業を控え、静岡・浜松の東海道新幹線停車本数増加が議論に。現行ダイヤで十分対応可能との分析が示唆され、所要時間に与える影響は最小限であることがわかった。
懸念点や反論

ダイヤ上はほぼ問題ない静岡県内停車の増便だが、あくまで遅いのぞみの置き換えであるため、以下の懸念点と留意事項がある。
まず、最繁忙期に東京~名古屋間で満席だった列車が、途中の静岡県内で降りる旅客にも席を抑えられてしまい、名古屋以西への利用者の座席確保が難しくなったり、座席の売上単価が下がってしまう点が挙げられる。その解決策として、最繁忙期は他ののぞみと合わせ、のぞみに抜かされないひかりについても全車指定席化し、静岡・浜松発着の利用に対して発券規制をかけ、立席利用客だけ静岡・浜松で乗降する形にすればよい。
それではあまりにも厳しければ、一旦、東京~静岡・浜松間のみの利用に対する発券規制をかけるべきだ。反対に比較的需要が少ない静岡・浜松~名古屋・新大阪間の利用には一部発券を許可し、その発券数と同数に限り、発車1週間前から東京~静岡・浜松間のみ利用の発券規制を解除するという方法なら、座席の売上単価はむしろ上がる。これならJR東海としても検討の土台に上げられるのではないだろうか。