「軽自動車×ファッションブランド」人気急上昇! 新車販売「4割」の現実、定番化で新たな需要喚起のカギとなるか?
ファッション業界とのコラボレーションが軽自動車市場に新たな風を吹き込んでいる。限定車から定番化へ、消費者の関心を引き、多様なニーズに応える戦略が注目される。具体的な事例として、「ジョルジオ・アルマーニ X フィアット・500e」や「ノースフェイス X ジープ・アベンジャー」などがあり、2025年にはアウトドアブランド「LOGOS」とのコラボモデルも登場予定だ。これらのコラボレーションが、軽自動車の需要を刺激し、ブランド価値の向上にも繋がる可能性がある。
コラボモデルで市場活性化

ファッション業界と自動車業界のコラボレーションが注目を集めている。著名なファッションデザイナーや有名ブランドとの限定車は、消費者の関心を引き、多くの話題を呼んでいる。
最近では、「ジョルジオ・アルマーニ X フィアット・500e」や「ノースフェイス X ジープ・アベンジャー」、さらにはセレクトショップビームスが手掛けた日産の特別仕様車「ビームスエディション」などが話題になっている。また、2年前には、1998年に世界限定1800台で販売された「ミニ・ポールスミス・エディション」を、デザイナーのポールスミス氏が電気自動車に改造するアップサイクルプロジェクトが注目を浴びた。
本稿では、こうしたファッションブランドとのコラボレーションが軽自動車市場に新たな需要を喚起する可能性について考察する。