大阪万博「24時間ライドシェア」解禁! ドライバーは「おいしい副業」になるのか? 時給1400円+歩合… 万博期間中の実態を考える

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大阪府は万博期間中に24時間運行のライドシェアを計画し、ドライバー募集を開始している。時給1400円+歩合給で最大50万円のボーナスも提供するが、フルタイム勤務者には厳しい条件がついており、「手軽な副業」とは言い難い現実が浮き彫りになっている。ライドシェアの魅力と課題を深掘りする。

フルタイムには不向きな条件

期間限定で24時間ライドシェアが始まる大阪府(画像:newmo)
期間限定で24時間ライドシェアが始まる大阪府(画像:newmo)

 今回は、newmoが募集するライドシェアドライバーの条件を見ていこう。雇用主はnewmoグループの未来都で、職種は有期雇用(パートタイム)となっており、業務委託契約ではなく雇用契約が結ばれる。稼働エリアは大阪市域交通圏および大阪府全域だ。

 ドライバーには初回乗車で10万円のボーナスが支給され、さらに乗車回数に応じて最大50万円のボーナスが支給される。しかし、最も重要なのは時給である。時給は

「1400円 + 歩合給」

で、研修中は1150円、深夜(22時~29時)の勤務は25%増しの1750円となる。newmoのライドシェアは24時間運行だが、もちろん同じドライバーが24時間働くわけではない。1日の最大労働時間は8時間と設定されており、8時間勤務の場合の基本給は

「1400円×8=1万1200円」

となる。

 この1万1200円が高いか安いかは人それぞれだが、普段フルタイムで働いている人にとっては、割のよい副業にはならない。なぜなら、募集サイトのFAQには

「他業にて週35時間以上就労されている方については、ご登録いただいても雇用の対象外となります」

と明記されているからだ。1日7時間、週5日勤務をしている人は、残念ながらライドシェアドライバーにはなれない。

 この条件を踏まえると、ライドシェア事業でしっかりと稼げる人はかなり限られることがわかる。私事で恐縮だが、筆者(澤田真一)はフリーランスのライターだ。このように、就労時間を自由に調整できる立場にあるため、newmoのドライバー募集に応募すれば、1日8時間働くことも可能だ。しかし、筆者のようなフリーランスよりも、就労時間が厳格に設定されている会社員のほうが圧倒的に多いだろう。

 そのため、newmoのライドシェアドライバーとして働ける人は、全体として少ないのではないかと予想される。

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