宮崎県「東九州新幹線3ルート」調査結果発表も、立ちはだかる財務省5条件の壁! 整備計画昇格の道は本当に開けるのか
宮崎県は東九州新幹線の3つのルートに関する調査結果を発表した。県や経済界は「新幹線空白県」の解消を期待しているが、実現には財務省という大きな壁が立ちはだかっている。
地域の意向と国の判断の対立

建前上は財政等審議会の意見が100%財務省の意向となるわけではない。ただ、財務省の意向がある程度反映していることは否定できない。国の方針が建議通りになれば先行きに暗雲が漂うが、宮崎県総合交通課は
「格上げや着工は政治判断による部分が大きい。中央でどんな動きがあろうとも、地元の意向を伝え、新幹線誘致を実現させたい」
としている。建議が壁となるのは、他の基本計画路線も同じだ。四国新幹線に期待する愛媛県交通政策室は
「格上げや着工の判断を最終的にするのは国」
山陰新幹線の整備を目指す鳥取県交通政策課は
「どういう意見が出ようと、県の姿勢に変化はない」
と述べ、国への要望活動を継続する姿勢を強調した。