「男女平等ではない」 東海道・山陽新幹線「女性専用トイレ」設置に賛否の声! 「男性客8割」説はどこまで本当なのか?

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東海道・山陽新幹線のトイレ改革が進む。男女共用トイレの半数を女性専用に変更するJR東海の方針が、女性利用者の快適性向上を図る一方で、男性利用者から反発を招いている。

新幹線トイレの公平性

新幹線(画像:写真AC)
新幹線(画像:写真AC)

 トイレ利用における男女の違いについても理解しておく必要がある。

 中日本高速道路(ネクスコ中日本)の2014年の調査によると、男性が小用を使用する平均時間は37.7秒であるのに対し、女性が個室トイレを利用する平均時間は93.1秒と、男性の約2.5倍の時間がかかる。この差は、女性が常に個室を使用し、所作が多いためだと考えられている(2018年4月13日付『讀賣新聞オンライン』)。

 そのため、女性専用トイレでは行列ができやすい。もし新幹線の男女比率がほぼ均等(5:5)に近づいているのであれば、女性専用トイレを導入して「男性用(小用)7か所、女性専用7か所、男女共用9か所」とすることは、女性優遇にはならないだろう。

 現状のトイレ数を基に男性専用(大用)を増設することは、逆に男性優遇につながる可能性がある。共用トイレが男性用(大用)になり、長時間待機できない場合は、2号隣の車両に移動するなどの対応が求められるだろう。

 新たに男性専用(大用)トイレの増設が実現すれば、女性にとっても最適な状況となるが、今後の進展に注目したい。

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