「男女平等ではない」 東海道・山陽新幹線「女性専用トイレ」設置に賛否の声! 「男性客8割」説はどこまで本当なのか?
東海道・山陽新幹線のトイレ改革が進む。男女共用トイレの半数を女性専用に変更するJR東海の方針が、女性利用者の快適性向上を図る一方で、男性利用者から反発を招いている。
筆者の意見

筆者(才田怜、ジェンダー研究家)は、女性専用トイレに賛成の立場を取っている。自身も女性利用者として、新幹線で男女共用トイレしかない状況に「しんどい」と感じており、東北新幹線などで女性専用トイレが設置されていると、安心感を抱いていた。
新幹線に限らず、電車の共用トイレには清潔感に欠けるものが多く、床が濡れていたり、使用に抵抗を感じることが少なくない。特に、手洗い場から水分が漏れ出すような状態では、非常に不快に思うことが多い。
今回の女性専用トイレ導入に関するニュースにおいても、ネット上のコメントのなかには床の水浸し状態について言及するものが目立った。
また、便座を下げることに対する衛生面での心理的負担が大きかったが、女性専用トイレではその負担がなくなることに喜びを感じているという。
共用トイレについては、セキュリティ面に不安を感じる利用者も多く、女性専用トイレであれば盗撮などのリスクが減るとの声も上がっている。
産経新聞によると、女性の利用客の割合は半数近くに達しており(2024年12月14日)、女性専用トイレの設置後も車内トイレ全体の約3割を占めるに過ぎないため、女性優遇とはいえない。