北陸新幹線「小浜・京都ルート」 京都府市は事実上反対か? 自民国会議員も懸念、市長「地下水 = 京都文化を支えてきた」の指摘も

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北陸新幹線の大阪延伸に関する与党の整備委員会が国会内で開かれ、松井孝治京都市長と西脇隆俊京都府知事が「小浜・京都ルート」に対する懸念を表明した。これについては、事実上の反対意見だと受け止める声も上がっている。

小浜・京都ルートの懸念点

北陸新幹線京都駅周辺のルート案(画像:国土交通省)
北陸新幹線京都駅周辺のルート案(画像:国土交通省)

 小浜・京都ルートは福井県敦賀市の敦賀駅から同県小浜市へ西進したあと、地下トンネルを通って京都府内を南下する。停車駅としては小浜市で東小浜駅周辺、京都市内で下京区の京都駅周辺地下2案、南区の桂川駅周辺地下の計3案が示されている。その後は京都府京田辺市の松井山手駅付近に駅を設置して大阪市淀川区の新大阪駅へ向かう。

 しかし、トンネル工事による地下水など環境への悪影響が京都府内で不安視され、環境アセスメントが大幅に遅れたことなどから、敦賀駅から滋賀県米原市の米原駅へ接続する

「米原ルート」

への転換を求める声が上がっている。

 小浜・京都ルートか米原ルートかの論争は北陸地方で浮上した。北陸地方は古くから関西との結びつきが強く、できるだけ早く大阪延伸を実現させたかったからだ。福井県は小浜・京都ルートを強く訴えるが、石川県では県議会や加賀市、小松市など県南部の地方自治体などが米原ルートへの転換を訴えている。

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