北陸新幹線「延伸」でも心配なし? 滋賀県「並行在来線」が経営分離されない、これだけの理由
北陸新幹線の延伸にともなう並行在来線の問題について、滋賀県の湖西線と北陸本線は経営分離される可能性が低い。通勤需要や輸送密度が高く、JRが手放すことは難しいからだ。2023年度のデータも、利用実態を裏付けるものとなっている。また、国の運賃試算には懸念が残る。
小浜派に問う
どうだっただろうか。まだまだ小浜ルート派の皆さんからはさまざまな意見が出ると思うが、過去の記事も参考にしながら考えてもらえればと思う。
例えばJR西日本は東海道新幹線に乗り入れなら料金収入を取りっぱぐれるから反対するに決まっているという人は、当媒体「北陸新幹線「米原ルート」 実は“料金”も小浜ルートより安かった! 所要時間以上の衝撃事実をご存じか」(2024年9月21日配信)でJR西日本が第2種鉄道事業免許で運行すればそうはならないことを示した。
それでも得られた収入から線路使用料をJR東海に支払わなければならない点についても、整備新幹線ならどの道に支払うことになる費用で、しかも全線新線の場合に比べて安くなる可能性が高いことを「北陸新幹線「米原ルート」 実は“線路使用料”も小浜ルートより安くなるって、マジ?」(2024年9月28日配信)で示した。
これによってJR西日本が収支面でのデメリットを避けられる理由はしっかり挙げているので、反論がある場合はこれらをよく読んだ上で示してほしい。