トヨタが「長持ちする車種ランキング」で1位から5位を独占! 40万km以上を悠々走行、米リポートで明らかに
経済的にベストな中古車
トヨタ車の信頼性は、中古車市場にも大きな影響を与えている。
米国の非営利団体「コンシューマーズ・ユニオン」が発行する消費者情報月刊誌「コンシューマー・リポート(Consumer Reports)」は、会員を対象に信頼性やその他の特性が最も高い自動車を選定し、中古車として最も価値の高い車種のリストを作成した。
このリストは、価格別に1万ドル(約140万円)以下、1万5000ドル(約215万円)以下、2万ドル(約280万円)以下のクラスに分けて選ばれている。部門別のトップは次のとおりだ。
・1万ドル以下の車種:シボレー・クルーズ(2017年)
・1万5000ドル以下の車種:ヒュンダイ・エラントラ(2019年)
・1万5000ドル以下のSUV:ホンダ・HR-V(2018年)
・2万ドル以下のハイブリッド:トヨタ・カローラハイブリッド(2021年)
・2万ドル以下の小型SUV:キア・スポーテージ(2021年)
・2万ドル以下のハイブリッド:トヨタ・RAV4ハイブリッド(2018年)
・2万ドル以下の3列シートSUV:マツダCX-9(2020年)
・2万ドル以下の高級SUV:ビュイック・エンビジョン(2020年)
・2万ドル以下のピックアップトラック:トヨタ・タコマ(2015年)
・2万ドル以下のスポーツカー:マツダ・MX-5ミアータ(2019年)
「コンシューマー・リポート」は、信頼性などの基本的な要素に加えて、乗り心地、加速、燃費、先進運転支援システムなどのさまざまな基準を評価し、ランキングを作成した。
同誌はまた、信頼性ランキングを参考にして、中古車を購入するのに最適なブランドもランク付けした。その結果、レクサスとトヨタが1位と2位を獲得し、3位のマツダとはかなりの差がついている。トヨタとレクサスの着実で慎重な車両アップデートが信頼性の重要な要因であると指摘されている。
興味深いことに、一部のブランドでは新車のスコアと中古車のスコアが大きく異なり、メルセデス・ベンツは新車の信頼性で29位だったが、中古車のスコアでは10位に上昇している。