AIで「自動車保険」の価格が劇的に下がるというのは本当か?

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AIの進化は、自動車保険が安くなる未来を確実なものにしている。テレマティクス、ADAS、コンピューター・ビジョンは事故リスクを低減し、AIによる迅速かつ正確な審査は保険料を引き下げるだろう。また、デジタル化によって保険業界のコストが削減され、将来的に保険料がさらに安くなることも期待されている。

コネクテッドカーで見積もり精度向上

自動車(画像:Pexels)
自動車(画像:Pexels)

 従来の保険の見積もりは、人の手で膨大な審査を行い、書類の記入は人の手により行われてきた。一方、AIで審査を行うと車種や走行記録、天候、道路状況、過去の請求履歴など多くのデータから瞬時に金額が導き出される。

 今後、コネクテッドカー(インターネットに接続した車)がさらに普及していくことで、より多くのデータが取得できるようになり、見積もりの精度を高めることが可能になるだろう。

 AIは、走行パフォーマンスやデータなどから車のコンディションを把握し、故障の可能性やメンテナンスの必要性を予測して、オーナーにアドバイスする。早めに対処することで、大掛かりな修理や故障にともなう事故を未然に防ぐことができる。

 各案件を細かく分析可能なため、事故のリスクが低いと判断されれば、その分、保険料を低く設定することができるようになる。

 それを知っていれば「保険料を節約するために安全な運転行動をとろう」と思うのが人間の心理だろう。

 また、これらの見積もりはAIチャットボットで行うことが可能なため、従来の営業活動に要していた人件費が削減される。

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