スピード違反撲滅! 欧州で「速度リミッター」義務化も、これって“車内監視”社会の始まりじゃないのか?

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EUと北アイルランドで2024年7月7日から全新車にスピードリミッター義務化。ISAシステムで交通事故を30%、死傷者を20%削減目指すが、導入にはドライバーの6%しか賛成せず反発も。

全新車にISA導入

自動車(画像:写真AC)
自動車(画像:写真AC)

 欧州連合(EU)と北アイルランドでは、2024年7月7日から、すべての新車にスピードリミッターの装備が義務付けられるようになった。

 2022年から新発売の車種に対して導入されていたのが、すべての新車へと範囲が拡大した形だ。店頭に並ぶ新車のなかには、後付けが必要となるものもある。

 このスピードリミッターは

「ISA(インテリジェント・スピード・アダプテーション)」

と呼ばれるシステムで、

・衛星利用測位システム(GPS)
・衛星ナビゲーション
・道路標識の情報

を組み合わせ、車両の速度を自動的に制限する。

 速度が超過している場合、ビープ音やハンドル等の振動でドライバーに知らせ、ドライバーがブレーキを踏むなどの反応がなければ、速度制限まで減速させるようエンジン出力を低減させる。

 前方の危険回避などでスピードが必要なとき、アクセルを強く踏めば一時的にISAを無効化できるが、エンジンを再びオンにすると有効になるので、永久に無効化することはできない。

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