スピード違反撲滅! 欧州で「速度リミッター」義務化も、これって“車内監視”社会の始まりじゃないのか?

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EUと北アイルランドで2024年7月7日から全新車にスピードリミッター義務化。ISAシステムで交通事故を30%、死傷者を20%削減目指すが、導入にはドライバーの6%しか賛成せず反発も。

ドライバーの自由と制限

「6%」(青色)のビジュアルイメージ(画像:Merkmal編集部)
「6%」(青色)のビジュアルイメージ(画像:Merkmal編集部)

 ところで、今回の施策は欧州の人にどう受け止められているのか。

 調査によると、メーカーが新車にスピードリミッター技術を搭載するのはよい考えだと考えるドライバーは、わずか

「6%」

だった(2024年7月7日付、『BRITAIN’S NEWS CHANNEL』)。

 まず、速度制限のアラートの煩わしさがある。ビープ音がいいのか、振動がいいのか。何か効果的なのか、2025年12月に有効性を評価される予定となっている。

 ISA技術に使われる標識を認識するカメラの正確性も問題に挙げられている。

 例えば、高速道路が一般道と並走しているとき、自身は高速道路を走っているのにも関わらず、一般道の標識を読み込んでしまうことある。

 標識を見逃すこともあるし、街路樹などで隠れていると認識しづらい。天候が悪いときもある。標識自体が破損している場合もある。現状は、ISAを一時的に無効化することで対処するしかない。

 さらに議論されているのは、今後これに続く施策は制限がさらに厳しくなる可能性があるということ、そして

「車内監視技術への第一歩」

になりえるということである。ある意味ドライバーの自由を制限する技術であるため、この反発は過渡期特有のものなのかどうなのだろうか。

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