職場の人間関係が面倒! そんな人にとって、一匹狼の「タクシードライバー」は理想的な仕事なのだろうか?

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タクシードライバーの柔軟な働き方は魅力的だ。隔日勤務で、面倒な人間関係から解放され、自己管理型の労働環境でストレスを軽減する。

実態と勤務形態

タクシー(画像:写真AC)
タクシー(画像:写真AC)

 自由な勤務スケジュールや柔軟性などはタクシー業界の魅力といわれているが、実際はどのようになっているのか。

「私の場合は、隔日勤務という“2日分の仕事を1日おきにする”という勤務です。仕事の翌日は体を休める日、すなわち“明け”となりますので、用事などを済ますのに都合がよいです」

 タクシー運転手の勤務形態には

・日勤:朝8時に車庫を出発し、17時に戻るなど
・夜勤:18時に車庫を出発し、翌日3時頃に戻るなど
・隔日:日勤と夜勤を組み合わせて2日分のシフトを一度にこなす

の三つがある。ドライバーの多くが隔日勤務で働き、1日15時間~20時間勤務することが一般的。その間に、3時間の休憩を自由にとることができる。

 出勤日の翌日は体調を整えるための休息時間の明けとなる。明けは休みではないものの、次の日に公休があると2連休のような時間が確保できる。そのため、月11~13日の勤務になるところもある。

 ほかに魅力となる点は、働きやすさにつながる自己管理と独立した仕事環境が挙げられる。このことについては、

「基本的に朝の出庫前点呼が済んでしまえば、それぞれの車両に乗って出発します。あとは自分だけの仕事空間になり、上司と顔を合わすことはほぼないので、気持ち的に楽になります」

という。タクシードライバーは基本的にひとりの時間が多く、そこが働きやすさのひとつとなっているようだ。しかしドライバーとして働く上で、ストレスやプレッシャーがあるのではないか。

「周りの交通や歩行者、乗客の安全などに注意することにとてもストレスを感じます。特に私が駅付けしている場所の道は狭くて歩行者も多いので。プレッシャーもたまにあります。飛行機や新幹線のように出発時間が決まっているときなどがそうです」

 プロドライバーとして、交通安全や乗客の安全に細心の注意を払っているため、独特なストレスやプレッシャーも少なからずあるようだ。しかし、Aさんからは“職場の人間関係”に起因するストレスやプレッシャーの話は出てこなかった。

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