「迷わずに着けるのか」 北陸新幹線・敦賀駅“乗り換え不便”で感じる精神的ストレスの数々! しかし、メリットもきちんとありました

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北陸新幹線が金沢駅から敦賀駅まで延伸された。これにより、これまで関西から金沢まで乗り換えなしで移動できていた乗客は、敦賀駅で在来線から新幹線に乗り換えなければならなくなった。今回は、乗り換えの際に感じるストレスについて考えてみたい。

延伸が生んだ分断

北陸新幹線(画像:写真AC)
北陸新幹線(画像:写真AC)

 2024年3月16日、北陸新幹線が金沢駅から敦賀駅まで延伸された。これにより、これまで関西から金沢までは乗り換えなしで行けていたが、敦賀駅で在来線から新幹線に乗り換えなければならなくなった。

 このことはインターネット上でも話題になり、歴史的に交流の深かった金沢と関西との交流が分断されるのではないかという懸念が示されている。

 乗り換えによって「いろんな電車に乗れて楽しい」と考えているのは、筆者(島崎敢、心理学者)のような一部のマニアだけである。一般利用者にとって、乗り換えは面倒なものだ。

 そこで今回は、乗り換えにともなって私たちはどのようなストレスを感じているのか、また、地域社会にとって乗り換えはどのような意味を持つのかを考えてみたい。

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