沖縄の新テーマパーク「ジャングリア」 最適アクセスはタクシーか、高速バスか、それともレンタカーか

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2025年、沖縄北部のやんばるに大型テーマパーク「ジャングリア」がオープンする。約120haのゴルフ場跡地のうち、約60haを開発する。

便利さと料金のジレンマ

那覇空港の位置(画像:OpenStreetMap)
那覇空港の位置(画像:OpenStreetMap)

 那覇空港から高速船が就航している泊港までは、バスで約30分。泊港経由のバス路線は多いので、待ち時間は割愛する。

 那覇から名護港(名護バスターミナル付近)までの所要時間は75分。バスの移動時間を含めると、名護市内まで2時間弱で到着するのは魅力的だ。運賃は大人1000円。子どもは500円で、合計2500円で利用できる。バス代600円を含めると約3000円となり、最もリーズナブルだ。

 ひとつ気になるのは、最寄りの泊港バス停から徒歩10分ほどかかることだ。筆者の経験では、夕方の雨はよくあることで、天候が気になるところだ。

 那覇空港から泊港までは、徒歩を含まないタクシーで約20分、料金は約1700円である。バス料金との差額は約1000円だ。つまり、バス+高速船で約3000円。タクシー+高速船なら約4000円だ。これが料金的にベストな解決策なのだろうか。

 沖縄観光ではレンタカーを利用することが多いが、“非日常”を演出するには高速船の旅がいいし、特に子ども連れにとっては、沖縄の青い海を滑るように進む高速船はいい思い出になるだろう。

 ただし、これらのアクセスを考える上で、各世代の価値観に注意すべき点もある。

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