沖縄の新テーマパーク「ジャングリア」 最適アクセスはタクシーか、高速バスか、それともレンタカーか
2025年、沖縄北部のやんばるに大型テーマパーク「ジャングリア」がオープンする。約120haのゴルフ場跡地のうち、約60haを開発する。
タクシー・高速バス・レンタカーを比較

タクシーの最大の魅力はドア・ツー・ドアであることだ。待ち時間がほとんどなく、荷物の積み下ろしや地元の人との会話もできる。休憩や途中下車が可能な点も優れている。ただし、料金は最も高い。これはやむを得ない。大人5人が利用した場合、運賃はひとりあたり3000円程度になる見込みで、アクセス方法としてはベストといえる。
高速バスの場合は待ち時間がある。那覇空港発は30分から45分間隔なので、30分の待ち時間は1時間45分の所要時間に含まれる。運賃は大人2230円、子ども半額とリーズナブルだ。また、運転手を任せられる点もいい。心配なのは、自由にバスを降りて休憩できないことだ。また、小さな子ども連れの場合、団体だと落ち着かない。
レンタカーは借りるのに約1時間、移動に1時間15分かかると仮定した。返却場所は名護バスターミナルの近くだが、それ以上の移動が必要になることを覚えておいてほしい。
ガソリン代は160円/L、距離80km(実燃費10km/L)を想定し、コンパクトミニバンの料金設定で高速代940円を加算。約2200円を上乗せし、合計7700円とする。実際には1~3日程度レンタカーを借りることになるので、全行程の総費用は最低でも2万円は想定しておく必要がある。
ひとつ心配なのは、道に不慣れなことだ。筆者はレンタカーの事故現場にたびたび立ち会っている。特に、外国人が運転するレンタカーには「外国の方が運転しています」のステッカーが貼られており、周囲も配慮する必要がある。また、沖縄ではレンタカー不足が深刻化しており、そもそもレンタカーを借りることが難しいとの報道もある。
最後に、天候や船酔いの心配もあるが、高速船でのアクセス方法を紹介したい。