日本では激レア 機関車の「プッシュプル運転」が、欧州では現役バリバリ時速250kmで走行してるワケ
機関車が牽引する客車や貨車は、終点に到着後、機回し設備がなければ最後尾の機関車が車両を押す「推進運転(プッシュプル運転)」が行われる。日本ではほとんど見なくなったこのスタイルだが、欧州では今も現役バリバリ。どころか日本の“10倍”の速度で走っている。その理由を歴史的背景から探る。
欧州でもいずれ見納めに?
その後21世紀へ入る頃になると、長距離列車も行き先が1か所で途中の増解結を行わない列車が増えたこともあり、多くの列車でプッシュプル運転が行われるようになった。
まだまだ客車が主流のヨーロッパだが、近年は列車そのものが徐々に動力分散式の電車へ転換されるようになり、いずれこうしたプッシュプル運転という方式も過去となる時代が来るかもしれない。