日本初のテスラ付き「賃貸マンション」は成功するか? ジャーナリストの私が感じた大きな疑問と可能性とは

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日本初のテスラ付き賃貸マンションが東京・恵比寿にオープンする。欧米ではEV離れが問題視され、シェアリングカーの管理が懸念されている。また、EVと賃貸住宅の相互連携により、災害時のEV活用方法も模索されている。

新機軸の賃貸マンション

日本初のテスラ付き賃貸マンション「ルミークスイート恵比寿」(画像:コロンビア・ワークス)
日本初のテスラ付き賃貸マンション「ルミークスイート恵比寿」(画像:コロンビア・ワークス)

 2024年2月16日、東京・恵比寿にとてもユニークな賃貸マンションがオープンする。その名も「LUMIEC suite EBISU(ルミークスイート恵比寿)」。総戸数は24戸だ。

 場所はJR恵比寿駅から徒歩約6分。恵比寿駅には山手線、埼京線、湘南新宿ラインなどが乗り入れており、交通の便は申し分ない。隣接する東京メトロ恵比寿駅も利用できる。東急東横線の代官山駅や中目黒駅も徒歩圏内だ。

 間取りはワンルームから2SLDKまで6タイプ。専有面積は36.46~91.08平方メートル。賃料は23万7000円から43万5000円まで。立地は東京都心の人気商業エリアだ。間取りや賃料も含め、一定の富裕層をターゲットにした高級賃貸マンションである。

 しかし、この物件にはもうひとつ極めてユニークな特徴がある。カーシェアリングサービスが併設されているのだ。クルマは人気のバッテリー式電気自動車(BEV)である

「テスラ・モデルY」

で、プレミアム性の高いサービスだ。

 クルマはマンション1階のガレージスペースに置かれ、外に出ることなく部屋からガレージに入ることができる。シェアリングサービスであるため、居住者同士の共有となるが、それでもこうした大衆車を自由に利用できるのは、新しい住宅サービスとして注目される。

 しかしその一方で、シェアリングカーの利用には疑問も生じる。

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