「米国資本やりたい放題」 北欧諸国で巻き起こる“テスラvs労働組合”の泥仕合、新車ナンバープレート郵送拒否のトラブルも

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テスラと、スウェーデン、ノルウェー、デンマークといった北欧諸国の労働組合との対立が、2023年の秋以降解消されないまま年が明けた。

北欧諸国の労働組合に飛び火

スウェーデン(画像:写真AC)
スウェーデン(画像:写真AC)

 テスラと労働組合の争いは、スウェーデン国内で治まらなくなり、

・ノルウェー
・デンマーク

といった北欧諸国まで反テスラの動きが拡大している。

 北欧諸国で同調したのは港湾労働者だ。

 ノルウェーの労働組合のFellesforbundetは、12月20日からスウェーデン向けのテスラの荷役のボイコットを表明。続いてデンマークの労働組合も港湾荷役を停止し、さらにフィンランドの労働組合も加わったとの報道もある。

 この一連の港湾労働者によるボイコットにより、北欧諸国を発着する船による輸送ができなければ、今後はドイツあたりからの陸送が考えられなくはない。しかし、輸送台数の減少や、輸送コストの増加は避けられないだろう。

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