「道の駅」誕生から30年 最近は“子育て世帯”のオアシス化進む、いったいなぜ?

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道の駅は現在、子育て支援施設が設置され、子育て家族にとって使い勝手のいい場所になっている。では、なぜそのように変化したのだろうか。

全国に1209か所

全国に1200か所以上ある“道の駅”(画像:写真AC)
全国に1200か所以上ある“道の駅”(画像:写真AC)

 1993(平成5)年4月22日に最初の登録施設(全国103か所)が誕生してから、2023年で30年――。「道の駅」は現在、全国に1209か所設置されている。

 道の駅の主な要件は、次のとおりだ。

・十分な容量を持った駐車場、清潔なトイレ(原則、洋式)、子育て応援施設(ベビーコーナーなど)が無料で24時間利用できる
・道路及び地域に関する情報を提供する施設がある
・文化共用施設・観光レクリエーション施設などの地域振興がある
・施設及び施設間を結ぶ主要経路のバリアフリー化がされていること

 これらの要件を満たせば、市町村の申請に基づき、国土交通省道路局から道の駅として登録される。道の駅の特徴は

・休憩機能
・情報提供機能
・地域連携機能

があることだ。

 そんな道の駅だが、今では子育て支援施設(ベビーコーナーなど)が設置され、子育て家族にとって使い勝手のいい場所になっている。では、なぜそのように変化したのだろうか。

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