「道の駅」誕生から30年 最近は“子育て世帯”のオアシス化進む、いったいなぜ?

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道の駅は現在、子育て支援施設が設置され、子育て家族にとって使い勝手のいい場所になっている。では、なぜそのように変化したのだろうか。

子育て応援の取り組み

道の駅「はが」に設置されている授乳室(画像:宍粟市)
道の駅「はが」に設置されている授乳室(画像:宍粟市)

 国土交通省は2018年、国が整備する道の駅269か所を重点整備箇所として、子育て支援施設の整備を実施する目標を掲げた。整備目標の「基本的な機能」は、

・24時間利用可能なベビーコーナーの設置
・妊婦向け屋根付き優先駐車場スペースの確保
・おむつのばら売り
・施設情報の提供

などが挙げられる。

 これらはおおむね3年以内に全地域で完了させ、2018年中に対応可能なものは早急に実施するとしている。また、新たに開発される地域については「標準装備とする」とある。

 また、国土交通省は、子ども用トイレやキッズスペースなど先進事例を共有しながら「更なる機能改善」を順次進めるとしており、重点箇所でなくてもニーズの高い道の駅を優先的に整備するとしている。

 また、国土交通省は、道の駅の第3ステージ(2020~2023年)に基づき、子育て支援施設の整備支援として、全国の道の駅におけるベビーコーナーの設置率を50%以上とする目標を掲げている: “地方創生と観光を加速させる拠点に”。2023年から3年以内の実現を目指す。

 また、国土交通省は、道の駅の第3ステージ(2020~2023年)の新構想「地方創生・観光を加速する拠点へ」の一環として、子育て支援施設の整備を支援するため、2023年からの3年間で全国の道の駅でのベビーコーナー設置率を50%以上とする目標を掲げている。

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