渋滞時の「本線合流」、なぜクルマの流れが変わってしまうのか?

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運転には緻密さと応用力が求められる。今回は、渋滞時の合流車線から本線への車線変更について解説する。

本線合流のマナー

本線への合流は1両ずつがマナー(画像:写真AC)
本線への合流は1両ずつがマナー(画像:写真AC)

 渋滞時、本線に合流できる合流車線のクルマが多ければ多いほど、合流車線のクルマの流れはよくなる。しかし、本線には当然クルマが走っているので、合流車線のクルマは基本的に本線を走るクルマに道を譲ってもらわなければ本線に入れない。

 交通のルールとして、合流車線よりも本線走行車が優先されるため、合流車線から本線に合流する際は、本線走行車にも配慮しなければならない。

 道路交通法には規定されていないが、ドライバーの間で定着しているいわゆる“マナー”がある。渋滞時に合流車線を走るクルマと本線を走るクルマを交互に通行させるというものだ。

 つまり、合流車線のクルマが本線に車線変更する際、本線からのクルマの前に合流車線からのクルマを入れ、その後ろに合流車線からのクルマを入れる。

 つまり、合流車線のクルマが本線に車線変更する際、本線からのクルマの前に出た後、本線からのクルマの後ろに、合流車線からのクルマが後ろに1台入ることになる。合流後のクルマの順番は、

「合流車線からのクルマ → 本線からのクルマ → 合流車線からのクルマ → 本線からのクルマ」

となる。合流車線から本線に入れてもらったら、道を譲ってくれた感謝の気持ちを込めて、ハザードを3~5秒間点灯させるとよい。

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