旅行先で急病になったらどうなる? 飛行機使った搬送手段「メディカルウイング」をご存じか

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2023年、固定翼機を活用した「メディカルウイング」が2024年4月の本格稼働に向け、準備を進めている。いったい何を行うのか。

命のバトン

患者搬送固定翼機運航事業フロー(画像:北海道)
患者搬送固定翼機運航事業フロー(画像:北海道)

 北海道をはじめ、沖縄や離島各地からの医療搬送。そして、故郷へ重症患者が舞い戻るには航空機搬送「メディカルウイング」事業の発展が必要だ。

 空の特殊な環境下では、気圧や酸素濃度低下のリスク。そして、機体の振動も考慮した搬送計画を立てる。

 急性期医療の現場で活躍する看護師は

「離島搬送はときどきありますが、日常です。生命維持ギリギリの患者さんでも、故郷の地に帰したい。その思いで、搬送計画を立て医師と同行しています」

と語る。

 命のバトンは陸から空。そして、故郷の地へ。メディカルウイングをつないでいく。

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