アンモニアで動くアンモニア輸送船、商船三井・三菱造船・名村造船所も共同開発へ

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商船三井と三菱造船、名村造船所が、アンモニアを燃料とする大型アンモニア輸送船の共同開発に乗り出す。温室効果ガス削減と今後のアンモニア需要の増加を見込んだ取り組みだ。

国内の年間需要は2050年3000万トンに

大型アンモニア輸送船のイメージ(画像:商船三井)。
大型アンモニア輸送船のイメージ(画像:商船三井)。

 商船三井と三菱造船、名村造船所は2021年11月4日(木)、アンモニアを燃料とする大型アンモニア輸送船を共同開発することで合意したと発表した。

 アンモニアは燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出さないことから次世代の燃料として注目されており、国内年間需要は2030年に300万トン、2050年に3000万トンまでふくらむと想定されている。アンモニア輸送船の開発はこの需要増を取り込む狙いがある。

 また、商船三井は温室効果ガス排出削減を進めるため、アンモニアを主燃料とする船舶用主機関について早期導入を目指すとしている。

 アンモニアを燃料として航行するアンモニア輸送船は、2021年10月、日本郵船、ジャパンエンジンコーポレーション、IHI原動機、日本シップヤード、日本海事協会が研究開発を始めると発表した。この5者は2026年度の外航船就航を目指すとしている。