日産が「テスラの充電規格」を採用、これはいったい何を意味するのか

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日産は2023年7月19日、2025年から北米市場に供給する車両において、これまでのCCS1に加えてNACSを採用すると発表した。NACSへの変更は段階を通じて実施される。今後の勢力図はどう変わるのか。

見えぬ2030年以降の勢力図

NACS(画像:テスラ)
NACS(画像:テスラ)

 気になるのは、NACS自体がテスラの技術であることから、現時点で既にテスラスーパーチャージャーとしてアジア地域にも相当数が普及しているということである。

 CHAdeMO3.0/ChaoJIの本格普及が進むよりも早くNACSが力を入れて来たらどうなるのか。その勢力図の変化についてはちょっと予想ができない。

 日産は取りあえず、北米市場でのユーザー利便性を優先し、NACSの採用に踏み切った。おそらく他のメーカーもこれに追随するのは既述したとおりである。

 しかしアジア地域では状況が違う。正直、2030年以降の勢力図がどうなるかは、今後の普及促進活動次第だろう。個人的には、急速充電システムはユーザーフレンドリーな単一の方が好ましいと感じる。

 ただ、技術の独占や寡占は価格の統制といった別のあつれきを生む理由になりかねない。EVを名実ともに社会生活に密着したものとするには、どのような急速充電システムがふさわしいのか。そこには単に技術的な優劣だけでは語れない難しさがある。

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