「乗って終了」はもう古い? 観光列車の目的「沿線経済の活性化」に本腰入れて考えるときがやって来た

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豪華さを味わえる観光列車が日本各地に登場している。一方で、沿線で買い物をして経済効果をもたらす乗客をいかに呼び込むかが課題となっている。

沿線の経済効果を上げるために

あめつち(画像:写真AC)
あめつち(画像:写真AC)

 乗ることを目的とした観光列車は沿線維持に大きな効果をもたらすが、

「沿線で買い物をして経済効果をもたらす乗客」

をいかに呼び込むかが課題だ。これはクルーズ船の寄港地でも起きている問題である。

 例えば、北海道の室蘭港はクルーズ船の寄港による経済効果が期待されている地域のひとつだ。クルーズ船会社が提供するサービスに、下船客がバスツアーなどで周辺の観光地を巡るものがある。

 しかし、2023年6月にコロナ禍以降、最多の乗客を乗せたクルーズ船が寄港した室蘭港では、まったく経済効果が見られなかった。下船した乗客は洞爺湖などへのバスツアーに出掛け、市内の飲食店には立ち寄らなかったからだ。

「クルーズ船に乗ること」

だけが目的の旅は、今後も増え続けるだろう。問題は、こうした乗客にいかにバスを降りてもらい、途中でお金を使ってもらうかだ。今後の課題はブランディングである。

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