トヨタ「bZ4X」ホンダ「e:NS1」 EVの名前はなぜ“英語”と“数字”の羅列ばかりなのか?

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EVは従来のラインアップからモデル名を踏襲せずに、全く異なるアプローチでネーミングされることが多い。具体的にいえば、「アルファベットと数字の組み合わせ」である。

次々と発表される新モデル

ホンダ「e:NS1」(画像:本田技研工業)
ホンダ「e:NS1」(画像:本田技研工業)

 2023年4月に開催された上海モーターショーでは、ワールドプレミア約150モデルのうち、その3分の2を電気自動車(EV)が占めた。

 もはや、

「EVシフト」

という言葉が死語になる日が近いと思えるほど、新モデルのEVが発表されている。外観や内装のデザインはより洗練され、先進的なイメージのモデルも多くなってきた。

 こうした新モデルでは、従来のラインアップからモデル名を踏襲せずに、全く異なるアプローチでネーミングされることが多い。具体的にいえば、

「アルファベットと数字の組み合わせ」

である。

 代表的なEVのモデル名がどのような意図を持って名付けられたのか、今回は各社のネーミングからその背景を探る。

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