ヨーロッパ「高速路線バス」の知られざる実態 鉄道の強力ライバルも、実際に乗ってみて感じたメリット・デメリットとは

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鉄道より安く、ダイヤも正確なヨーロッパの都市間高速バス。実際に乗ってみた筆者が味わった意外な現実とは。

運行優秀も、強い「疲労感」

ニュルンベルクに到着したフリックスバス(画像:橋爪智之)
ニュルンベルクに到着したフリックスバス(画像:橋爪智之)

 日本のバスの座席は、空港リムジンのような近距離路線でも非常に座り心地がよくいつも感心しているが、筆者(橋爪智之、欧州鉄道フォトライター)の個人的な感想と前置きをした上でいわせてもらうと、欧州のそれは1時間で足がしびれるような代物だ。

 ただ車内はWi-Fiを装備しており、スマートフォンでの暇つぶしには最適だ。トイレは先ほどの乗降口のすぐ脇にあり、飲み物なども乗務員から買うことができる。

 EUの規則で、2~3時間走行後にドライバーの休憩を入れることが定められているため、その時間を我慢すれば15分程度の休憩を取れるのだが、3時間経過した頃には立ち上がるのが辛いほど足腰が痛くなっていた。不規則な揺れも、疲労の原因かもしれない。

 ただし、ニュルンベルクには1分と違わず到着という超優秀な運行であった。昨今、ドイツ鉄道はよく遅れることで批判を浴びているが、それと比較すれば驚異的な定時運行である。

 鉄道よりは安くダイヤも正確と、非常に優秀な反面、よほど筆者と合っていないのか、とにかく

「到着後の疲労感」

が半端ではなかった。

 どちらを選ぶか、もし乗車する機会があれば、読者の皆さんもぜひ一度は欧州のバス旅を体験してみてはいかがだろうか。

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