「フェリー = 快適じゃない」と思っている人が、どう見ても“時代遅れ”なワケ さんふらわあの先進性を解説する

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大手海運会社の施策に大きな変化が訪れている。それは、フェリーの快適装備を「豪華客船レベル」に充実させていることだ。もはや「単なる移動手段」ではない。

「船酔い」心配なし

「さんふらわあ くれない」の内装(画像:商船三井)
「さんふらわあ くれない」の内装(画像:商船三井)

 気になる運賃はスーペリアシングル(個室)で1万8040円。スタンダードシングル(個室)で1万4040円。最もリーズナブルなプライベートベッド(相部屋)が1万1040円である(いずれも大人ひとり、オフィシャルサイトネット予約割引適用済み価格)。

 大阪から別府までの所要時間は「さんふらわあ くれない」が19時5分発、翌朝6時55分着。「さんふらわあ むらさき」が19時55分発、翌朝7時45分着というもの。ちょうど一晩、

「運賃 + 宿泊代金」

と思えば十二分にリーズナブルな価格である。

 船旅の良いところは、景色などを堪能しながらゆったりとした時間を過ごせることにある。ただし、個人レベルでの不安要素を危惧する人も多いかもしれない。

「海が荒れたら」「船酔いになったら」

どうなるのか、などである。

 その点、この2船が走る大阪~別府間の瀬戸内海航路は日本でも有数の波静かで海況が安定した海域である。そして1万7000tを超える大型の船体は安定性の面でも優れている。

 観光クルーズ客船などの場合、数日間の航海になることが多い一方、一晩だけの内海クルーズであれば初めての人にとってもハードルは低いだろう。船旅が気に入ったら帰りも利用すればその楽しみは倍増である。

 フェリーさんふらわあが目指しているのは、まさにこうした

「気軽な船旅」

の創造である。それはカジュアルクルーズという、さんふらわあが長年に渡って積み重ねてきた船旅の在り方への新たな提案であり、現時点での集大成こそが今回の新造2船なのである。

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